嗚呼ああ 風かぜに靡なびくは 真理しんりの 求もとむび 絆ほだされて
産土うぶすなの 守かみを 爪つまで 弾はじきて 焚たき捨すてる
彼岸ひがんの 鳥とり達たちは 見知みしらぬ島しまへ 降おりて 消きゆ
戒いましめの 名ななど 籤くじで 決きまると 懈たゆしかり
廻向えこうを 供ともうに 筆ふでも 取とらぬは 無む道也むどうなり
異郷いきょうの 鬼おに達たちは 忘わすらる日ひまで 黙もだし 俟まつ
権けん実じつまで 片落かたおちて
蟾せん魄ぱくなど 説とけども 指ゆびを見みる
諂てん曲ごくまで 有あり触ふれて
年ねん伐ぱつさえ 無むみす 気味きみよ 憂うれわしく
飛雁ひがんの 降おりた地ちは 内うちなる神かみの 睡ねむる 場所ばしょ
権けん実じつまで 片落かたおちて
蟾せん魄ぱくなど 説とけども 指ゆびを見みる
諂てん曲ごくまで 有あり触ふれて
年ねん伐ぱつさえ 無むみす 気味きみを 憂うれうばかり
懸絶けんぜつまで 見過みすごして
潜熱せんねつなど 孝きょうずも 布施ふせに由よる
纏てん縛ばくまで 飼かい馴ならし
念仏ねんぶつさえ 懶ものぐさきを 頼たよるしかない故から
嗚呼aa 風kazeにni靡nabiくはkuha 真理shinriのno 求motomuびbi 絆hodaされてsarete
産土ubusunaのno 守kamiをwo 爪tsumaでde 弾hajiきてkite 焚taきki捨suてるteru
彼岸higanのno 鳥tori達tachiはha 見知mishiらぬranu島shimaへhe 降oりてrite 消kiゆyu
戒imashiめのmeno 名naなどnado 籤kujiでde 決kiまるとmaruto 懈tayuしかりshikari
廻向ekouをwo 供tomoうにuni 筆fudeもmo 取toらぬはranuha 無mu道也mudounari
異郷ikyouのno 鬼oni達tachiはha 忘wasuらるraru日hiまでmade 黙modaしshi 俟maつtsu
権ken実jitsuまでmade 片落kataoちてchite
蟾sen魄pakuなどnado 説toけどもkedomo 指yubiをwo見miるru
諂ten曲gokuまでmade 有aりri触fuれてrete
年nen伐patsuさえsae 無muみすmisu 気味kimiよyo 憂ureわしくwashiku
飛雁higanのno 降oりたrita地chiはha 内uchiなるnaru神kamiのno 睡nemuるru 場所basyo
権ken実jitsuまでmade 片落kataoちてchite
蟾sen魄pakuなどnado 説toけどもkedomo 指yubiをwo見miるru
諂ten曲gokuまでmade 有aりri触fuれてrete
年nen伐patsuさえsae 無muみすmisu 気味kimiをwo 憂ureうばかりubakari
懸絶kenzetsuまでmade 見過misuごしてgoshite
潜熱sennetsuなどnado 孝kyouずもzumo 布施fuseにni由yoるru
纏ten縛bakuまでmade 飼kaいi馴naらしrashi
念仏nenbutsuさえsae 懶monogusaきをkiwo 頼tayoるしかないrushikanai故kara