如何どうして 私わたしに生うまれた
如何どうして 貴方あなたに生うまれ 其処そこに居いるの
焼やけ付つく 貴方あなたへの想おもい 燃もゆ程ほど 赤あかく濁にごる
其それは 固かたく 痼しこる 私わたしの罪つみ
どうか せめて 結むすばれないのなら地獄じごくまで
愛あいも 傷きずも 頬ほおを伝つたう泪なみだに変かわる頃ころ
溢あふれる吐息といきが 魔まになる
斯こうして 私わたしが生うまれた
斯こうして 貴方あなたも生うまれ 此処ここに居いる
凍いて付つく 貴方あなたへの想おもい 温あたたかめど 冥めいく澱よどむ
其それは 固かたく 閉とざす 貴方あなたの罰ばつ
何なにも 言いわず 結むすばれないのなら地獄じごくまで
愛あいも 傷きずも 頬ほおを伝つたう泪なみだに変かわる頃ころ
溢あふれる吐息といきが 魔まを喚よぶ
尽つきせぬ 貴方あなたへの想おもい 忘わすらぬ 終ついの辞じ
其それは 歪ひずみ 歪ゆがむ 私わたしの性せい
どうか せめて 結むすばれないのなら地獄じごくまで
愛あいも 傷きずも 頬ほおを伝つたう泪なみだに変かわるから
何なにも 要いらぬ 酬むくわれないのなら地獄じごくまで
肉にくも 色いろも 許ゆるされない契ちぎりを嗤わらうだけ
魔まの吐息といきで 嗚呼ああ 接吻せっぷんで
如何douしてshite 私watashiにni生uまれたmareta
如何douしてshite 貴方anataにni生uまれmare 其処sokoにni居iるのruno
焼yaけke付tsuくku 貴方anataへのheno想omoいi 燃moゆyu程hodo 赤akaくku濁nigoるru
其soれはreha 固kataくku 痼shikoるru 私watashiのno罪tsumi
どうかdouka せめてsemete 結musuばれないのならbarenainonara地獄jigokuまでmade
愛aiもmo 傷kizuもmo 頬hooをwo伝tsutaうu泪namidaにni変kaわるwaru頃koro
溢afuれるreru吐息toikiがga 魔maになるninaru
斯koうしてushite 私watashiがga生uまれたmareta
斯koうしてushite 貴方anataもmo生uまれmare 此処kokoにni居iるru
凍iてte付tsuくku 貴方anataへのheno想omoいi 温atatakaめどmedo 冥meiくku澱yodoむmu
其soれはreha 固kataくku 閉toざすzasu 貴方anataのno罰batsu
何naniもmo 言iわずwazu 結musuばれないのならbarenainonara地獄jigokuまでmade
愛aiもmo 傷kizuもmo 頬hooをwo伝tsutaうu泪namidaにni変kaわるwaru頃koro
溢afuれるreru吐息toikiがga 魔maをwo喚yoぶbu
尽tsuきせぬkisenu 貴方anataへのheno想omoいi 忘wasuらぬranu 終tsuiのno辞ji
其soれはreha 歪hizuみmi 歪yugaむmu 私watashiのno性sei
どうかdouka せめてsemete 結musuばれないのならbarenainonara地獄jigokuまでmade
愛aiもmo 傷kizuもmo 頬hooをwo伝tsutaうu泪namidaにni変kaわるからwarukara
何naniもmo 要iらぬranu 酬mukuわれないのならwarenainonara地獄jigokuまでmade
肉nikuもmo 色iroもmo 許yuruされないsarenai契chigiりをriwo嗤waraうだけudake
魔maのno吐息toikiでde 嗚呼aa 接吻seppunでde