謦こえが囁ささやいている
翳かげりの淵ふちは身み悶もだえる
時ときが轟とどろいている
路傍ろぼうの人ひとは行いき過すぎる
啓示けいじの月つきが夢ゆめに舞まう
一瞬いっしゅんの刻ときを
花はなに生うまれて甘うまに咲さいて
慶事けいじの月つきが雨あめに啼なく
一瞬いっしゅんの刻ときを
雲くもに焦こがれて風かぜは凪ないで
末すえ那まなが揺ゆらめいている
滾たぎりの韃むちは翻ひるがえる
澱おりが蠢うごめいている
返かえしの前まえに短みぞくなる
啓示けいじの月つきが夢ゆめに舞まう
一瞬いっしゅんの刻ときを
花はなに生うまれて甘うまに咲さいて
慶事けいじの月つきが雨あめに啼なく
一瞬いっしゅんの刻ときを
雲くもに焦こがれて風かぜは凪ないで
華はなやいだ虚飾きょしょくの風かぜの宿やどりから
雲くもの切きれ間ま仰あおぎ謳うたう
啓示けいじの月つきが夢ゆめに舞まう
一瞬いっしゅんの刻ときを
花はなに生うまれて甘うまに咲さいて
慶事けいじの月つきが雨あめに啼なく
一瞬いっしゅんの刻ときを
雲くもに焦こがれて風かぜは凪ないで
啓示けいじの月つきが夢ゆめに舞まう
一瞬いっしゅんの刻ときを
花はなに生うまれて甘うまに咲さいて
慶事けいじの月つきが雨あめに啼なく
一瞬いっしゅんの刻ときを
雲くもに焦こがれて風かぜは凪ないで
謦koeがga囁sasayaいているiteiru
翳kageりのrino淵fuchiはha身mi悶modaえるeru
時tokiがga轟todoroいているiteiru
路傍robouのno人hitoはha行iきki過suぎるgiru
啓示keijiのno月tsukiがga夢yumeにni舞maうu
一瞬issyunのno刻tokiをwo
花hanaにni生uまれてmarete甘umaにni咲saいてite
慶事keijiのno月tsukiがga雨ameにni啼naくku
一瞬issyunのno刻tokiをwo
雲kumoにni焦koがれてgarete風kazeはha凪naいでide
末sue那manaがga揺yuらめいているrameiteiru
滾tagiりのrino韃muchiはha翻hirugaeるru
澱oriがga蠢ugomeいているiteiru
返kaeしのshino前maeにni短mizoくなるkunaru
啓示keijiのno月tsukiがga夢yumeにni舞maうu
一瞬issyunのno刻tokiをwo
花hanaにni生uまれてmarete甘umaにni咲saいてite
慶事keijiのno月tsukiがga雨ameにni啼naくku
一瞬issyunのno刻tokiをwo
雲kumoにni焦koがれてgarete風kazeはha凪naいでide
華hanaやいだyaida虚飾kyosyokuのno風kazeのno宿yadoりからrikara
雲kumoのno切kiれre間ma仰aoぎgi謳utaうu
啓示keijiのno月tsukiがga夢yumeにni舞maうu
一瞬issyunのno刻tokiをwo
花hanaにni生uまれてmarete甘umaにni咲saいてite
慶事keijiのno月tsukiがga雨ameにni啼naくku
一瞬issyunのno刻tokiをwo
雲kumoにni焦koがれてgarete風kazeはha凪naいでide
啓示keijiのno月tsukiがga夢yumeにni舞maうu
一瞬issyunのno刻tokiをwo
花hanaにni生uまれてmarete甘umaにni咲saいてite
慶事keijiのno月tsukiがga雨ameにni啼naくku
一瞬issyunのno刻tokiをwo
雲kumoにni焦koがれてgarete風kazeはha凪naいでide