よみ：ねぶり
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微睡まどろみと眩暈めまいの 騒ざわめきの檻おりで
堪たえ難がたき 亡な状じょうに 浮腫むくむ我われの躯むくろ
賢さかしく無なくとも 魯鈍ろどんに非あらず
故ふるしの寝ね糸いとを 怪あやしみ創はじめた
嗚呼ああ 肱ひじの蛆うじ 佯ようを 照てらし出だして
深ふかい睡ねむりに 食しょくされ眩くるめいて 嫋たおやいで
昏こん冥めいと夜光やこうに 爛ただれし総身そうみで
掛替かけかえぬ 玄孫やしゃごを 屠ほふるは 穢けがれの内ない羅ら
及およびで無なくとも 烏滸おこには非あらず
頑愚がんぐの戯おどけ 過すぐ世よは寂さびれた
紅あかい 血ちに怖おじ 何時いつの間まにか 誰だ殺そがれて
深ふかい睡ねむりに 食しょくされ眩くるめいて 嫋じょうやいで
赫かがやき迄まで 腐くちで縅おどしすの
閃ひらめく其その目見まみに泛うかぶは 泪なみだ
嗚呼ああ 肱かいなの蛆うじ 佯ようを 照てらし出だして
深ふかい睡ねむりに 圧おさされまじと 星ほしを鎖とざした儘ままで
沙すなの誘さそいに 堕おちる目方めかたに 差さし延のべて
邀むかふ醒めざまに 澱よどまぬ意志いし 其その聲こえを
堪たえ難がたき 亡な状じょうに 浮腫むくむ我われの躯むくろ
賢さかしく無なくとも 魯鈍ろどんに非あらず
故ふるしの寝ね糸いとを 怪あやしみ創はじめた
嗚呼ああ 肱ひじの蛆うじ 佯ようを 照てらし出だして
深ふかい睡ねむりに 食しょくされ眩くるめいて 嫋たおやいで
昏こん冥めいと夜光やこうに 爛ただれし総身そうみで
掛替かけかえぬ 玄孫やしゃごを 屠ほふるは 穢けがれの内ない羅ら
及およびで無なくとも 烏滸おこには非あらず
頑愚がんぐの戯おどけ 過すぐ世よは寂さびれた
紅あかい 血ちに怖おじ 何時いつの間まにか 誰だ殺そがれて
深ふかい睡ねむりに 食しょくされ眩くるめいて 嫋じょうやいで
赫かがやき迄まで 腐くちで縅おどしすの
閃ひらめく其その目見まみに泛うかぶは 泪なみだ
嗚呼ああ 肱かいなの蛆うじ 佯ようを 照てらし出だして
深ふかい睡ねむりに 圧おさされまじと 星ほしを鎖とざした儘ままで
沙すなの誘さそいに 堕おちる目方めかたに 差さし延のべて
邀むかふ醒めざまに 澱よどまぬ意志いし 其その聲こえを
