Reclusive 歌詞 日笠陽子 ふりがな付

降ふりしきる雨あめの中なかに
漏もれ出だす白しろいため息いき
小ちいさな部屋へや 閉とじこもって
枯かれてゆく感情かんじょう表現ひょうげん

狭せまい世界せかいで 呟つぶやく
外そとの世界せかいは怖こわくて
包つつみ込こんだ静しずけさは
居心地いごこちが良よくて

未知みちの気持きもちから
今いまも 逃にげ出だしたくてしょうがない

曖昧あいまいな感情かんじょうの行方ゆくえは
ずっと 遠とおく彼方かなたへと
いつだって扉とびらの向むこうに広ひろがる視界しかいに
授さずかった物語ものがたり
主役しゅやくにたって
言葉ことばを紡つむいで
足跡そくせきを残のこして

表面化ひょうめんかする 臆病おくびょうに
奮ふるい立たたせる 理性りせいを
甘あまえた幻想げんそう 手放てばなして
色いろ帯おびる感情かんじょう表現ひょうげん

狭せまい世界せかいで呟つぶやく
外そとの世界せかいは広ひろくて
自信じしんと覚悟かくご 武装ぶそうして
境界きょうかい越こえる

踏ふみ込こんだ誓ちかいから
今いまも 逃にげ出だしたくてしょうがない

曖昧あいまいな感情かんじょうの行方ゆくえは
ずっと 遥はるか彼方かなたへと
強つよかった想おもいに言いい開ひらかせた
負まけないように
ぶつかってつまずいて
それでも明日あしたを 未来みらいを願ねがう
歩あゆみをやめないで