森が呼んでいるよ 歌詞 井上喜久子 ふりがな付

森もりが呼よんでいるよ ここにおいでと
いつの頃ころからだろう 会あいにゆきたい

アスファルトの道みちに 映うつる影かげが
コンクリートのビルに 吸すい込こまれてゆく

時計とけいの針はりの音おとに 背中せなか押おされ
喧噪けんそうの荒波あらなみに おぼれかけたとき

君きみを想おもうよ 目めを閉とじ想おもうよ
木々きぎの歌うたや木この葉はや 生うまれたての空気くうき

森もりが呼よんでいるよ ここにおいでと
いつの頃ころからだろう 会あいにゆきたい

野のに咲さく花はなのように 素直すなおなまま
飾かざらずに暮くらせたら いいのにと思おもう

けれどもこころが 傷きずつかぬよう
いつわりの言葉ことばさえ 気きづかないふり

君きみを想おもうよ 目めを閉とじ想おもうよ
やさしさのわたぼうし そっと飛とばしてみる

森もりが呼よんでいるよ ここにおいでと
いつの頃ころからだろう 会あいにゆきたい

森もりが呼よんでいるよ 会あいにゆきたい