愛を今信じていたい 歌詞 堀ちえみ ふりがな付

都会とかいのビルの森もり
ガラス窓まどの木こ洩もれ陽びは
傾かたむけてしまった
砂時計すなどけいみたい
今いまは
いつもより 明あかるめの
着慣きなれた服ふくに着替きがえて
前髪まえがみを束たばねて
人ひとごみを歩あるいた

胸むねのすき間ま ため息いきの風かぜ
心こころの走はしり書がきは
"サヨナラ 春はるを選えらんで"

愛あいを今いま 信しんじていたい
自分じぶんから決きめた 2人ふたりの生いき方かたなら
愛あいを今いま 信しんじていたい
やさしさの花束はなたば もういらない
愛あいを今いま 信しんじていたい
振ふり向むくよりも ああ この瞬間しゅんかんから
愛あいを今いま 信しんじていたい
あなたがいなくても 1人ひとりじゃない

黄昏たそがれの前まえの青空あおぞら
息いきが止とまるほど眩まぶしい

幾度いくどもすれ違ちがう
楽たのし気きな恋人こいびと達たち
いつだって左ひだりに
あなたがいたのに

思おもい出でなど ポケットに入いれて
今日きょうから1人ひとりきりで
ごめんね 自由じゆう選えらんで

愛あいを今いま 振ふり向むかないで
この胸むねの痛いたみ 大切たいせつにするだけ
愛あいを今いま 振ふり向むかないで
瞳ひとみからあふれる 甘あまい涙なみだ
愛あいを今いま 振ふり向むかないで
若わかさの分ぶんだけ そう 時間じかんがあるから
愛あいを今いま 振ふり向むかないで
いつの日ひかどこかで逢あえる日ひまで

新あたらしい季節きせつの中なかで
遠とおくから 私わたし見みていて
見上みあげれば 淡あわい黄昏たそがれ
息いきが止とまるほど眩まぶしい

頬杖ほおづえをつくのはやめて
深呼吸しんこきゅうすれば 瞳ひとみに黄昏たそがれ
思おもい出でが沈しずむみたいに
夢ゆめのかけら達たちが輝かがやく
明日あすのために