よみ：せいしゅんばんか
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春はるは乙女おとめの柔肌やわはだに
かげろうゆれて恋こいを知しり
片手かたての書物しょもつ投なげ捨すてて
ふみ書かく我われや花はなの下した
夏なつは裸はだかのこの胸むねを
嵐あらしにさらし夢ゆめを知しり
旅立たびだつ船ふねはようようと
舵かじとる我われや波なみの上うえ
秋あきははかない虫むしの音ねに
別わかれのつらさ涙なみだ知しり
去さり行ゆく人にんのうしろ影かげ
みおくる我われや風かぜの中なか ああー
冬ふゆは女おんなの黒髪くろかみに
初雪はつゆきかかり情なさけ知しり
さし出だす傘かさは相合あいあいの
手てを取とる我われや雪ゆきの中なか
手てを取とる我われや雪ゆきの中なか
かげろうゆれて恋こいを知しり
片手かたての書物しょもつ投なげ捨すてて
ふみ書かく我われや花はなの下した
夏なつは裸はだかのこの胸むねを
嵐あらしにさらし夢ゆめを知しり
旅立たびだつ船ふねはようようと
舵かじとる我われや波なみの上うえ
秋あきははかない虫むしの音ねに
別わかれのつらさ涙なみだ知しり
去さり行ゆく人にんのうしろ影かげ
みおくる我われや風かぜの中なか ああー
冬ふゆは女おんなの黒髪くろかみに
初雪はつゆきかかり情なさけ知しり
さし出だす傘かさは相合あいあいの
手てを取とる我われや雪ゆきの中なか
手てを取とる我われや雪ゆきの中なか
