「カケラ」 歌詞 μ & 佐藤ひろ美 ふりがな付

欠かけた心こころのカケラ それが君きみのそう、コトワリ

背中せなかに翼つばさもっていた あの頃ころの記憶きおくは
零こぼしたナミダ沁しみる 疵痕きずあとを胸むねに残のこして

逃にげた空そらは<私わたしニハ眩まぶシクテ>
怖こわいほど煌きらめいて<ムネ燻くすブル想おもイ>
焦こがれて求もとめて……。

還かえ リ タ ク テ

果はてなく続つづく空そらへ羽はばたいて
つかむ置おき忘わすれてきたかけがえのないモノ

太陽たいようめざし伸のばすその腕うでに
決けっして折おれることのない翼つばさに僕ぼくがなろう

どうして人ひとは産うまれ はかなく散ちってゆくのに
ありあまる時間ときの中なかで 限かぎりある今いまを生いきてる

ありがとうと<ゴメンヲ繰くリ返かえシテ>
重かさねたくちびるから<涙なみだノ味あじ知しッタ>
互たがいの息いきすら……。

貪むさぼ ル ヨ ウ ニ

命いのちの理由わけや価値かちは誰だれのため
誰だれもが皆みんなその胸むねに運命さだめ抱だきながら

愛いとしい君きみを護まもるそれこそが
僕ぼくらが生いきてくために辿たどり着ついた真実しんじつ

広ひろがる青あおさに 溢あふれる光ひかりに
ふるえる心こころが……。

導しるべ ビ ク

果はてなく続つづく空そらへ羽はばたいて
つかむ置おき忘わすれてきたかけがえのないモノ

太陽たいようめざし伸のばすその腕うでに
決けっして折おれることのない翼つばさに僕ぼくがなろう
零こぼれたその……コトワリ。