よみ：あかいたまのでんせつ
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張はりつめる鼓動こどうが締しめつけ
歴戦れきせんの豪傑ごうけつも汗あせばむ
生うまれたままの茜あかねのふちどりは
凶器きょうきのように そぎすまされて
世よにも艶あでやかな女神めがみに見みえる
夢ゆめの中なかまで二人連ふたりづれ
ほとばしる打うち止どめの気配けはい
空蝉うつせみの幻まぼろしが揺ゆらめく
抜ぬけば露つゆ散ちる氷こおりの刃はも
気きづいた時ときは 最期さいごの雫しずく
今いまに生うまれそうだ 悪魔あくまの種たねが
躍おどる刺青いれずみの中なかで
せめてお前まえだけは 野性やせいのままに
赤あかい玉たまを抱だいて
風車かざぐるまは回まわる 陽炎かぎろいの中なか ゆらゆら風かぜに吹ふかれて
その姿すがたは焔ほのおに浮うかぶ 弥勒みろくのように
とどけ死しの淵ぶちまで 猛たけり続つづけよ
巡めぐる因果いんがの中なかで
今いまに生うまれそうだ 悪魔あくまの種たねが
躍おどる刺青いれずみの中なかで
世よにも艶あでやかな女神めがみに見みえる
夢ゆめの中なかまで二人連ふたりづれ
せめてお前まえだけは 野性やせいのままに
さらば伝説でんせつの赤あかい玉たま
歴戦れきせんの豪傑ごうけつも汗あせばむ
生うまれたままの茜あかねのふちどりは
凶器きょうきのように そぎすまされて
世よにも艶あでやかな女神めがみに見みえる
夢ゆめの中なかまで二人連ふたりづれ
ほとばしる打うち止どめの気配けはい
空蝉うつせみの幻まぼろしが揺ゆらめく
抜ぬけば露つゆ散ちる氷こおりの刃はも
気きづいた時ときは 最期さいごの雫しずく
今いまに生うまれそうだ 悪魔あくまの種たねが
躍おどる刺青いれずみの中なかで
せめてお前まえだけは 野性やせいのままに
赤あかい玉たまを抱だいて
風車かざぐるまは回まわる 陽炎かぎろいの中なか ゆらゆら風かぜに吹ふかれて
その姿すがたは焔ほのおに浮うかぶ 弥勒みろくのように
とどけ死しの淵ぶちまで 猛たけり続つづけよ
巡めぐる因果いんがの中なかで
今いまに生うまれそうだ 悪魔あくまの種たねが
躍おどる刺青いれずみの中なかで
世よにも艶あでやかな女神めがみに見みえる
夢ゆめの中なかまで二人連ふたりづれ
せめてお前まえだけは 野性やせいのままに
さらば伝説でんせつの赤あかい玉たま
