豚ぶたの胃いで造つくられた子宮しきゅうの中なかに
悪魔あくまの国くにの皇子おうじが宿やどる
ヘドロの胎たい液えきに体からだを浮うかべ
生うまれいづる国くにを穴あなから見みてる
あゝああ今いままさに我等われらが
新あたらしき主人あるじの産声うぶごえが聞きこえる
鉛なまりを溶とかした産湯うぶゆにつかり
処女しょじょの生いき血ちをむさぼり飲のむ
ドクロの刺青いれずみが背中せなかでうずき
いばらのゆりかごが体からだを刺さす
あゝああ血ちみどろになりながら
新あたらしき主人あるじの戦たたかいが始はじまる
夜よるのしじま神々かみがみ眠ねむり
新あたらしき地獄じごくの時代じだいが始はじまる
あゝああ大おおいなる魔神まじんよ
我等われらが主人あるじに
祝福しゅくふくを与あたえよ
豚butaのno胃iでde造tsukuられたrareta子宮shikyuuのno中nakaにni
悪魔akumaのno国kuniのno皇子oujiがga宿yadoるru
ヘドロhedoroのno胎tai液ekiにni体karadaをwo浮uかべkabe
生uまれいづるmareiduru国kuniをwo穴anaからkara見miてるteru
あゝaa今imaまさにmasani我等wareraがga
新ataraしきshiki主人arujiのno産声ubugoeがga聞kiこえるkoeru
鉛namariをwo溶toかしたkashita産湯ubuyuにつかりnitsukari
処女syojoのno生iきki血chiをむさぼりwomusabori飲noむmu
ドクロdokuroのno刺青irezumiがga背中senakaでうずきdeuzuki
いばらのゆりかごがibaranoyurikagoga体karadaをwo刺saすsu
あゝaa血chiみどろになりながらmidoroninarinagara
新ataraしきshiki主人arujiのno戦tatakaいがiga始hajiまるmaru
夜yoruのしじまnoshijima神々kamigami眠nemuりri
新ataraしきshiki地獄jigokuのno時代jidaiがga始hajiまるmaru
あゝaa大ooいなるinaru魔神majinよyo
我等wareraがga主人arujiにni
祝福syukufukuをwo与ataえよeyo