勿論もちろん いきなり行いったのです
小雨こさめに シャツまで 濡ぬれたけど
ドアのベルを 押おしました
別わかれから 日ひがたつにつれて
わたしは あなたに
抱だかれる夢ゆめみるばかり
ともかく 自分じぶんを いじめるように
ムダだと知しりつつ ひと目めだけでも
勿論もちろん 始はじめてだったのです
一いちから十じゅうまで教おしえられ
女おんなひとり 作つくられた
叱しかられて やさしくされて
わたしは 何なんでも
云いわれた通とおり 暮くらした
ともかく 体からだを いじめるように
慣なれないお酒さけも おぼえた この頃ころ
勿論もちろん 当然とうぜんだったのです
「帰かえれ」と云いわれて 立たちすくむ
傘かさをかして くれました
部屋へやからは レコードきこえて
誰だれれかの 気配けはいに
胸むねがしめつけられた
ともかく 心こころを いじめるように
あなたの名前なまえを も一度いちど 呼よんだの
勿論mochiron いきなりikinari行iったのですttanodesu
小雨kosameにni シャツsyatsuまでmade 濡nuれたけどretakedo
ドアdoaのnoベルberuをwo 押oしましたshimashita
別wakaれからrekara 日hiがたつにつれてgatatsunitsurete
わたしはwatashiha あなたにanatani
抱daかれるkareru夢yumeみるばかりmirubakari
ともかくtomokaku 自分jibunをwo いじめるようにijimeruyouni
ムダmudaだとdato知shiりつつritsutsu ひとhito目meだけでもdakedemo
勿論mochiron 始hajiめてだったのですmetedattanodesu
一ichiからkara十juuまでmade教oshiえられerare
女onnaひとりhitori 作tsukuられたrareta
叱shikaられてrarete やさしくされてyasashikusarete
わたしはwatashiha 何nanでもdemo
云iわれたwareta通tooりri 暮kuらしたrashita
ともかくtomokaku 体karadaをwo いじめるようにijimeruyouni
慣naれないおrenaio酒sakeもmo おぼえたoboeta このkono頃koro
勿論mochiron 当然touzenだったのですdattanodesu
「帰kaeれre」とto云iわれてwarete 立taちすくむchisukumu
傘kasaをかしてwokashite くれましたkuremashita
部屋heyaからはkaraha レコrekoードdoきこえてkikoete
誰dareれかのrekano 気配kehaiにni
胸muneがしめつけられたgashimetsukerareta
ともかくtomokaku 心kokoroをwo いじめるようにijimeruyouni
あなたのanatano名前namaeをwo もmo一度ichido 呼yoんだのndano