blank box 歌詞 斎賀みつき feat.JUST ふりがな付

空そらの心こころ乗のせて
夜空よぞらへ走はしる汽車きしゃは
「振ふり向むかない」決きめた
まだ見みえない世界せかいのその先さきへ

立たち止どまった
高架線こうかせんを見上みあげてた ただ
見みえない
一片ひとひらの
星ほしさえも ah 無なくして

誰だれも居いない様ような
気きがした
一人ひとりだけここに

夜空よぞらからの風かぜが
どこか遠とおくへと浚さらう
もう戻もどれない時ときと
感かんじていながらも

今いまを生いきる全すべて
目めに映うつるその全すべて
瞬まばたきさえも待またず
その形かたちを変かえては消きえてく

あぁ、どうして
あの時とき、嘘うそもつけずに
君きみが振ふり切きったその手てさえも 掴つかめず

夢ゆめのせいにしてたよ
全すべてを無駄むだにしてまで

歩道橋ほどうきょうの上うえで
今いま、悩なやみまくる僕ぼくを
小ちいさい事ことだと
笑わらい飛とばしてくれれば楽らくだ

沈しずみそうな身体からだ抱かかえて街まちを泳およぐ
心こころの中なかとは逆ぎゃくに
街まちは煌きらめきを増まし輝かがやく

空そらの箱はこを抱かかえ
何処どこかへ人ひとは歩あるく
いつかはそれを満みたす物ものを見みつける為ために

でもそれは脆もろく常つねに形かたち変かえて
満みたされ過すぎるとすぐに壊こわれてしまう物もの
それでも

空そらの心こころ満みたす為ために歌うたう
君きみが何処どこにいても
この声こえ、届とどくまで歌うたうよ