よみ:くうそうふぉれすと
空想フォレスト 歌詞
-
森久保乃々(高橋花林)
- 2023.3.1 リリース
- 作詞
- じん
- 作曲
- じん
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夏なつ風かぜがノックする
窓まどを開ひらけてみると
何処どこからか 迷まよい込こんだ鳥とりの声こえ
読よみかけの本ほんを置おき
「どこから来きたんだい」と笑わらう
目隠めかくししたままの 午後ごご三さん時じです
世界せかいは案外あんがいシンプルで
複雑ふくざつに怪奇かいきした 私わたしなんて
誰だれに理解りかいもされないまま
街まち外はずれ、森もりの中なか、人目ひとめにつかないこの家いえを
訪おとずれる人ひとなど居いない訳わけで。
目めを合あわせないで!
固かたまった心こころ、一人ひとりぼっちで諦あきらめて
目めに映うつった 無機物むきぶつに
安堵あんどする日々ひびは
物語ものがたりの中なかでしか知しらない
世界せかいに少すこし憧あこがれることくらい
許ゆるしてくれますか?
淡々たんたんと流ながれ出だした
生うまれてしまった理不尽りふじんでも
案外あんがい人生じんせいなんで。
私わたしの中なかじゃ。
ねぇねぇ、突飛とっぴな未来みらいを
想像そうぞうして膨ふくらむ世界せかいは
今日きょうか明日あしたでも
ノックしてくれないですか?
なんて妄想もうそうなんかして
外そとを眺ながめていると
突然とつぜんに聴きこえてきたのは喋しゃべり声こえ
飲のみかけのハーブティーを
机つくえ中じゅうに撒まき散ちらし
「どうしよう…」
とドアの向むこうを見みつめました。
「目めを合あわせると石いしになってしまう」
それは両親りょうしんに聞きいたこと
私わたしの目めもそうなっている様ようで
物語ものがたりの中なかなんかじゃいつも
怖こわがられる役やくばかりで。
そんな事こと知しってる訳わけで。
トントン、と響ひびきだした
ノックの音おとは初はじめてで
緊張きんちょうなんてものじゃ
足たりないくらいで。
ねぇねぇ、突飛とっぴな世界せかいは
想像そうぞうしてるよりも
実じつに簡単かんたんにドアを
開あけてしまうものでした。
目めを塞ふさぎうずくまる姿すがたに
その人ひとは驚おどろいて
「目めを見みると石いしになってしまう」
と言いうとただ笑わらった
「僕ぼくだって石いしになってしまうと
怯おびえて暮くらしてた
でも世界せかいはさ、案外あんがい怯おびえなくて
良よいんだよ?」
タンタン、と鳴なり響ひびいた
心こころの奥おくに溢あふれてた
想像そうぞうは世界せかいに少すこし鳴なり出だして
ねぇねぇ、突飛とっぴな未来みらいを
教おしえてくれたあなたが
また迷まよった時ときは
ここで待まっているから。
夏なつ風かぜが今日きょうもまた
あなたがくれた服ふくの
フードを少すこしだけ
揺ゆらしてみせた。
窓まどを開ひらけてみると
何処どこからか 迷まよい込こんだ鳥とりの声こえ
読よみかけの本ほんを置おき
「どこから来きたんだい」と笑わらう
目隠めかくししたままの 午後ごご三さん時じです
世界せかいは案外あんがいシンプルで
複雑ふくざつに怪奇かいきした 私わたしなんて
誰だれに理解りかいもされないまま
街まち外はずれ、森もりの中なか、人目ひとめにつかないこの家いえを
訪おとずれる人ひとなど居いない訳わけで。
目めを合あわせないで!
固かたまった心こころ、一人ひとりぼっちで諦あきらめて
目めに映うつった 無機物むきぶつに
安堵あんどする日々ひびは
物語ものがたりの中なかでしか知しらない
世界せかいに少すこし憧あこがれることくらい
許ゆるしてくれますか?
淡々たんたんと流ながれ出だした
生うまれてしまった理不尽りふじんでも
案外あんがい人生じんせいなんで。
私わたしの中なかじゃ。
ねぇねぇ、突飛とっぴな未来みらいを
想像そうぞうして膨ふくらむ世界せかいは
今日きょうか明日あしたでも
ノックしてくれないですか?
なんて妄想もうそうなんかして
外そとを眺ながめていると
突然とつぜんに聴きこえてきたのは喋しゃべり声こえ
飲のみかけのハーブティーを
机つくえ中じゅうに撒まき散ちらし
「どうしよう…」
とドアの向むこうを見みつめました。
「目めを合あわせると石いしになってしまう」
それは両親りょうしんに聞きいたこと
私わたしの目めもそうなっている様ようで
物語ものがたりの中なかなんかじゃいつも
怖こわがられる役やくばかりで。
そんな事こと知しってる訳わけで。
トントン、と響ひびきだした
ノックの音おとは初はじめてで
緊張きんちょうなんてものじゃ
足たりないくらいで。
ねぇねぇ、突飛とっぴな世界せかいは
想像そうぞうしてるよりも
実じつに簡単かんたんにドアを
開あけてしまうものでした。
目めを塞ふさぎうずくまる姿すがたに
その人ひとは驚おどろいて
「目めを見みると石いしになってしまう」
と言いうとただ笑わらった
「僕ぼくだって石いしになってしまうと
怯おびえて暮くらしてた
でも世界せかいはさ、案外あんがい怯おびえなくて
良よいんだよ?」
タンタン、と鳴なり響ひびいた
心こころの奥おくに溢あふれてた
想像そうぞうは世界せかいに少すこし鳴なり出だして
ねぇねぇ、突飛とっぴな未来みらいを
教おしえてくれたあなたが
また迷まよった時ときは
ここで待まっているから。
夏なつ風かぜが今日きょうもまた
あなたがくれた服ふくの
フードを少すこしだけ
揺ゆらしてみせた。