蒼穹に弔う 歌詞 ピコ ふりがな付

響ひびけ蒼穹そうきゅうのメロディ

瞬またたき忘わすれる衝動しょうどう 代かわりの効きかない憧憬しょうけい
立たち止どまれずに また影かげを落おとす
痛いたみを知しれば知しるほど 折おれたままの心こころ
息いきもできずに ただ時ときを刻きざむだけ

光ひかりの下したへ 近ちかづけば影かげも伸のびていく
僕ぼくは僕ぼくだって 濡ぬれる瞳ひとみ拭ぬぐって
抱だき寄よせた闇やみに絆ほだされていても
いいよ...

たとえ悲かなしみの果はてに
明日あしたを掴つかめなかったとしても
もう一回いっかい もう一回いっかい
手てを伸のばすよ
今いまも この声こえは遠とおく空ぞら穿うがつ剣けんだから
ずっと 君きみに届とどくまで 歌うたい続つづける

名めいも無なき星ほしの数かずより
誰だれもが知しる刹那せつなでありたい
背せを向むけたままで
嘘うそと誠まこと繰くり返かえし 何者なにものでもなくなって
しがみつく 亡骸なきがらは誰だれのモノ?

折おり重かさなった 仮縫かりぬいばかりの姿すがたに
「これが僕ぼくだっけ...」
あどけない日々ひびは遠とおく
本当ほんとうの光ひかり隠かくしたままで
いいの?

深ふかい闇やみに触ふれたまま
何なにも見みえなかったとしても
もう一いっ歩ぽ もう一いっ歩ぽ
君きみを探さがすよ
だから
見みせ掛かけに揺ゆれるドレスはもう脱ぬぎ捨すてて
ずっと 新あらたな夜明よあけを 待まちわびてる

響ひびけ蒼穹そうきゅうのメロディ
僕ぼくだけのメロディ
響ひびけ蒼穹そうきゅうのメロディ
君きみに歌うたうメロディ

悲かなしみの果はてに
明日あしたを掴つかめなかったとしても
もう一回いっかい もう一回いっかい
手てを伸のばすよ
今いまも この声こえは遠とおく空そら穿うがつ剣けんだから
ずっと 君きみに届とどくまで 歌うたい続つづける

響ひびけ蒼穹そうきゅうのメロディ