サンカヨウ 歌詞 矢田太朗 ふりがな付

雨あめに濡ぬれたサンカヨウ それはまるで僕ぼくだね
屋根やねの下したで雨あめなんて当あたらないのに
全部ぜんぶ見透みすかされてしまったのは多分たぶん
君きみに包つつみ込こまれてしまったから

0になる前まえの知しらせ なんてことないこと
笑わらう君きみをずっと見みてたいと思おもった
叶かなわない願ねがいと解わかってても尚なお
願ねがってしまうから悲かなしいね

雨あめは止やまないな 止やみそうにないな

気きづいてほしい でも知しらないでほしい
よくないこと でも誰だれも悪わるくないこと
どうせこの雨あめだ 誰だれも聞きいちゃいないさ
君きみと僕ぼくだけ 二人ふたりの世界せかい
邪魔じゃまするモノなんて何なにもない

机つくえの上うえには君きみ 前まえの椅子いすには僕ぼく
開あけっ放ぱなしのカバン 遠とおい踏切ふみきりの音おと
二度目にどめの知しらせだって笑わらえてたんだ なのにどうして

霞かすむような雨あめは溶とけたチョコレート
君きみが今いまでもまだ残のこっているんだ
僕ぼくに鼓動こどうを聞きかせてくれたね
こびり付ついて離はなれないのはそのせいか
紛まぎれもなくaffection and love
親愛しんあいの情じょうは君きみの元もとへ

気きづいてほしい でも知しらないでほしい
よくないこと でも誰だれも悪わるくないこと
どうせこの雨あめだ 誰だれも聞きいちゃいないさ
君きみと僕ぼくだけ

紅べにのオーケストラ 時ときを戻もどせシンフォニー
夜よるが溶とけてくその前まえに
君きみが泣ないてるのは 雨あめが止やまないから
雨あめが止やまないのは 僕ぼくのせい僕ぼくのせいだよ