素意そいや 素意そいや~
咲さきほこる花はなは 散ちるからこそに美うつくしい
散ちった花片かへんは 後あとは土つちへと遷うつるだけ
それならば一層いっそう斜ななめを見みずに
おてんとうさんを 仰あおいでみようか
海うみを潜もぐるには 息いきを止とめなきゃ潜ひそれない
息いきを止とめるのが いやなら海うみには入はいれない
海うみには海うみの世界せかいがあるし
そうして再ふたたび 潜もぐらずにいられない
山やまを又また登のぼる 登のぼり疲つかれてふと休やすむ
辺あたりの景色けしきが 心こころ支ささえと又また登のぼる
微かすかに山やまの匂においを嗅かいだ
それだけで人ひとは 優やさしくなれる
波なみが続つづく様ように 時ときの刻きざみも又また続つづく
風かぜも吹ふき止やまぬ 時ときの刻きざみも打うち止やまぬ
やれこれと返かえす事ことのべの中なかで
何なにが生いきてゆく 証あかしなんだろか
素意soiやya 素意soiやya~
咲saきほこるkihokoru花hanaはha 散chiるからこそにrukarakosoni美utsukuしいshii
散chiったtta花片kahenはha 後atoはha土tsuchiへとheto遷utsuるだけrudake
それならばsorenaraba一層issou斜nanaめをmewo見miずにzuni
おてんとうさんをotentousanwo 仰aoいでみようかidemiyouka
海umiをwo潜moguるにはruniha 息ikiをwo止toめなきゃmenakya潜hisoれないrenai
息ikiをwo止toめるのがmerunoga いやならiyanara海umiにはniha入haiれないrenai
海umiにはniha海umiのno世界sekaiがあるしgaarushi
そうしてsoushite再futataびbi 潜moguらずにいられないrazuniirarenai
山yamaをwo又mata登noboるru 登noboりri疲tsukaれてふとretefuto休yasuむmu
辺ataりのrino景色keshikiがga 心kokoro支sasaえとeto又mata登noboるru
微kasuかにkani山yamaのno匂nioいをiwo嗅kaいだida
それだけでsoredakede人hitoはha 優yasaしくなれるshikunareru
波namiがga続tsuduくku様youにni 時tokiのno刻kizaみもmimo又mata続tsuduくku
風kazeもmo吹fuきki止yaまぬmanu 時tokiのno刻kizaみもmimo打uちchi止yaまぬmanu
やれこれとyarekoreto返kaeすsu事kotoのべのnobeno中nakaでde
何naniがga生iきてゆくkiteyuku 証akashiなんだろかnandaroka