そこから 歌詞 Awkmiu ふりがな付

頭あたまの奥おくの方ほうから
誰だれかが傷跡きずあとを埋うめていく
少すこし怖こわくなった
それもいつかは忘わすれていくだろうか
そんな事ことを思おもっていた ねえ

どこにも無ないよと嘆なげく前まえに
僕ぼくの目めを見みてよ
いつかどこかでまた会あえるといいな
そんな事ことを思おもっていた ねえ

もう君きみのいない街まちにも
もう春はるの風かぜが吹ふいた
そう そっと瞼まぶたに落おちる花はなのように

このまま世界せかいが終おわる夜よるも
痛いたみさえ失なくしたくない ねえ
今日きょうも闇やみの底そこから君きみを繋つなぐ声こえが
握にぎった手てを高たかく掲かかげている
何なにもかもそこから

誇ほこりに塗まみれた正ただしさだけを
両腕りょううでに抱かかえて 君きみは街まちを発たった
空そらの青あおさも 伝つたえたい言葉ことばも
今いまはもうわかっていた

「もう二度にどと離はなさないから」
そう見みつめ合あえたら良よかった
僕ぼくはただ

あのまま 君きみと希望きぼうの隅すみで
出会であった日ひの眩まぶしさが ねえ
今日きょうも脈みゃくを打うつから
長ながく揺ゆれる影かげが この歌うたが
遠とおく続つづいていく
何なにもかもそこから

ちゃんと見みえるかい ここだよ
今日きょうも旗はたを振ふり上あげている
いつか教おしえて
君きみにはそれが救すくいだったの?

このまま世界せかいが終おわる夜よるも
痛いたみさえ失なくしたくない
ねえ 君きみがふっと笑わらうから
涙なみだが溢あふれ出だすの
祈いのるように空そらを見上みあげている
何なにもかも 何なにもかもそこから

生いきる僕ぼくを見みてよ
それだけで間違まちがいじゃない
ねえ そう信しんじていけるから
君きみを繋つなぐ声こえが
握にぎった手てを高たかく掲かかげている
何なにもかもそこから