ガラスのラビリンス 歌詞 em:ou(緒方恵美) ふりがな付

ねえ 覚おぼえてるよね あの 真冬まふゆの日ひを
きりりと 澄すみわたって しみこむ陽ひざし
そう 枯かれた芝生しばふに ふと 寝ねころんだ手てに
新あたらしい いのちの芽め あったかだったね

"幸しあわせだね"とふりむく ひだまりの瞳めに
急きゅうに自由じゆうをうばわれて "2人ふたり"がはじまった

あなたの声こえ あなたの腕うで あなたの胸むね たどるたびに
とまらないほど 強つよく強つよく 魅ひかれる心こころが こわかった

そう まるでガラスね ほら あのアンティーク・ショップで
手てに取とった 淡あわい碧あお あなたの心こころ

"幸しあわせ?"と問といかけてる ひだまりの瞳めが
急きゅうに遠とおくに透すきとおる 私わたしをつれてって

あなたの声こえ あなたの腕うで あなたの胸むね ふれるたびに
わからないほど 深ふかく深ふかく ぬけられなくなる ラビリンス

幸しあわせは ガラスのように かたちを変かえて
迷まよう心こころすりぬける お願ねがい 行いかないで……!

高たかく高たかく 透すきとおってる やわらかい空そら みあげるたびに
さざめいてる ゆらめいてる 切せつなさに まだつかまるけれど
碧あおく碧あおく 澄すんだ瞳ひとみ ……わがままだって わかってるけれど
ピュアな気持きもち 優やさしい 笑顔えがお くもらせないで 抱だきしめてて

あなたの声こえ あなたの腕うで あなたのこと…… 忘わすれないよ