愁いの花園 歌詞 フランシス(杉田智和) ふりがな付

そよ風かぜのてのひらに押おされて
花々はなばなが香かおり立たつこの庭にわ
誰だれにも言いえぬ恋こいを見みつめて
優やさしく揺ゆれる花はなよ

貴女あなたの笑顔えがお 愁うれいを秘ひめて
夕映ゆうばえのような 哀かなしい微笑ほほえみ

どうか私わたしの方ほうを向むいて
痛いたみそっと抱だきしめるから
夕陽ゆうひの色いろをまとい咲さいた
赤あかく燃もえるガーベラの花はなのように
咲さいて欲ほしい 強つよく

「誰だれかがいる」とそっと隠かくれた
そよ風かぜが騒さわいでるだけでしょう
ふたりがここで会あってることなど
木この葉はがひやかすだけ

私わたしの胸むねに 頬ほおを埋うめる
か細ぼそい背中せなか 震ふるえているから

どうか瞳ひとみを上うえにあげて
愛あいを胸むねに焼やき付つけるよう
短みじかい季節きせつを笑わらいながら
空そらを見みてるアザレアの花はなのように
前まえを向むいて 強つよく

どうか私わたしの方ほうを向むいて
痛いたみそっと抱だきしめるから
夕陽ゆうひの色いろをまとい咲さいた
赤あかく燃もえるガーベラの花はなのように
咲さいて欲ほしい 強つよく