人形は蝶の夢を見るのか 歌詞 室星ロン(杉田智和) ふりがな付

結むすばれてく 線せんと線せんが 二人ふたりを今いま 一ひとつにする

縛しばるような 包つつむような 苦痛くつうに似にた 心地良ここちよさが

さあ キミを この手てで 今いま

「らしくない」と 視線しせん逸そらし 刃やいばを向むけ いつもの表情かお
期待きたいしてた? 望のぞむままに 紡つむがれてく 優やさしい嘘うそ
そう 何なにも 答こたえは 無ないから

レンズ越ごしに 見みえている
キミだけを 抱だきしめて
暗闇くらやみへと 誘いざなおう
漂ただよえば 全すべてを忘わすれる 言葉ことばのいらぬ世界せかい

人形にんぎょうはそう 夢ゆめも見みない

追おいかけてく キミの背中せなか 手てを伸のばせば 届とどきそうだ

躊躇ためらうなら それもいいさ 手繰たぐり寄よせて 重かさなる影かげ

もう キミは 逃にげられない

生いきたくない? 死しにたくない? 今いまとなれば どうでもいい
最後さいごの嘘うそ それも嘘うそだ 確たしかなもの 求もとめている
そう 全すべて 溶とけ合あい 伝つたわる

終おわらせよう キミの手てで
引鉄ひきがねに 力ちから込こめ
願ねがうように 撃うち出だせと
そして今いま 新あらたに始はじまる 記憶きおくの果はての未来みらい

輝かがやいてゆく 星ほしが落おちる

笑顔えがおだけの 夢ゆめを見みて
キミの事こと 探さがしてた
大切たいせつな ものは何なにか
目めの前まえに 光ひかりが差さし込こむ 二人ふたりだけの答こたえに

辿たどり着つくまで 共ともに往ゆこう ずっと…