時計のないウィークエンド 歌詞 小坂明子 ふりがな付

星ほし降ふる海辺うみべは 時計とけいのないウィークエンド
いつもと違ちがって 少すこし無口むくちなあなた
からめた指先ゆびさきに もう一度いちど口くちづけして
二人ふたりのすれ違ちがい 思おもい出だしていたの

寄よせては返かえす波なみのようね 昨日きのうまでの私わたし
伝つたえきれない届とどかない そんな気きがしていた

今いまはすべてを打うち明あけた この胸むねが熱あつくなるわ
あなたの為ために やさしい女おんなになりたい
あなたにだけは きれいだと言いわれたい

夜空よぞらにまたたく 星ほしくずに見みつめられて
ふらつく足あしもと 少すこし強つよくささえて
潮風しおかぜに流ながされて 髪かみが頬ほおをくすぐるから
今夜こんやはあなたに 抱だかれてもいいみたい

帰かえりたくない帰かえれない 素直すなおなこの愛あいを
ためらわないで受うけとめて ずっとそばにいたい

そっと小ちいさくつぶやけば うなづいてくれるかしら
あなたの為ために やさしい女おんなになりたい
あなたにだけは きれいだと言いわれたい