霧雨の旅人 歌詞 雅夢 ふりがな付

肩かたをぬらす雨あめが 時間じかんを戻もどす
今いまも影かげがひとつ 改札かいさつへ走はしる
別わかれではなくて 離はなれるだけだと
少すこし 笑わらった あの人ひと

流行はやり歌うたが恋こいの季節きせつを詩うたう
あなただけを 愛あいしつづけると詩うたう
見送みおくる わたしを気遣きづかうのなら
戻もどってくると 言いってよ

振ふりむけば いつも雨降あめふり
あの人ひとは 霧雨あめの旅人たびびと
いつまでも 待まちつづけたい
愛あい・哀あい・愛あい

昔むかし 映画えいがのラスト・シーンは いつも
愛いとしい人ひとの胸むねに 抱だかれて眠ねむる
名前なまえ呼よび合あい 駆かけ寄よったとき
一人ひとり 夢ゆめから 目覚さめる

去いかないで 声こえにならない
思おもい出でが 背中せなかをたたく
もう一度いちど 心こころを濡ぬらす
雨あめ・霧雨あめ・雨あめ

振ふりむけば いつも雨降あめふり
あの人ひとは 霧雨あめの旅人たびびと
いつまでも 待まちつづけたい
愛あい・哀あい・愛あい