背徳のKISS～Love of a fallen angel～ 歌詞 奥井雅美 ふりがな付

背徳はいとく 切きり裂さき
二人ふたりを乗のせた列車れっしゃ走はしる
夕暮ゆうぐれ オレンジ とける空そらに吸すい込こまれた

街まちゆく恋人こいびと達たち 手てをつなぎ揺ゆれる笑顔えがお
誇ほこらしく祝福しゅくふくに抱だかれ

天使てんしの羽はね ひとつ奪うばい取とられて
飛とべない私わたしは堕おちて行いく
神かみの涙なみだ 魅惑みわく 甘あまい果実かじつに
赦ゆるされないままくちづけした

十字架じゅうじか 背負せおった
悲かなしい神話しんわの中なかのひとつ
心こころは刹那せつなに焼やき尽つくされてしまっても

抱だかれれば幸しあわせ?と自分じぶんに問といかけてみる
違ちがう 欲ほしいのは二人ふたりの未来みらい

天使てんしの羽はねなんて奪うばい取とってと
地ちを這はい空そらに叫さけび続つづけ
神かみの赦ゆるしなんて請こうことはない
二人ふたりは恐おそれずくちづけした

天使てんしの羽はね 今いまは幻まぼろしと消きえ
儚はかない命いのちの人ひととなる
何度なんど罪つみを重かさね 責せめられたって
この愛あいを守まもりたい

あなたが負おった傷きずも 孤独こどくな過去かこも
暖あたためる羽はねはないけど
神かみの力ちから 宿命さだめ どんなモノにも
負まけないよ…そっとくちづけした