幻惑げんわくよりも蜜みつに
心こころを鎮しずめるもの
堕落だらくという名なの蝶ちょうが
禊みそぎに纏まとわり付つき
【穢けがれを食はんでいる】
滅ほろぶ滅ほろぶ世界せかい褪あせた色香いろかの幻まぼろしで
飛とべない蝶ちょうは喘あえぐ
崩くずれ崩くずれかけた天てんに坐まします神々かみがみの
桂花けいかにも似にた異い香きょう
はらはらと散ちるのは
羽根はねか花瓣かべんか
夢ゆめなのか
憧あこがれよりも強つよく
心こころに居座いすわるもの
【己おのれを食はんでいる】
裂さける裂さける胸むねの奥おくを染そめたる熱あつき血ちが
溶とけない氷こおり溶とかす
滾たぎる滾たぎる血潮ちしお2人命ふたりいのちを捧ささげ合あい
最後さいごの言葉ことば交かわす
ゆらゆらと舞まうのは
さ迷まよう想おもいか
夢ゆめなのか
零こぼした涙なみだ
静しずかに流ながれて
穢けがれを禊みそぐ雨あめとなって
降ふり注そそいだ
滅ほろぶ滅ほろぶ世界せかい褪あせた色香いろかの幻まぼろしで
飛とべない蝶ちょうは喘あえぐ
崩くずれ崩くずれかけた天てんに坐まします神々かみがみの
桂花けいかにも似にた異い香きょう
はらはらと散ちるのは
羽根はねか花瓣かべんか
生いける命いのちか
夢ゆめなのか
幻惑genwakuよりもyorimo蜜mitsuにni
心kokoroをwo鎮shizuめるものmerumono
堕落darakuというtoiu名naのno蝶chouがga
禊misoぎにgini纏matoわりwari付tsuきki
【穢kegaれをrewo食haんでいるndeiru】
滅horoぶbu滅horoぶbu世界sekai褪aせたseta色香irokaのno幻maboroshiでde
飛toべないbenai蝶chouはha喘aeぐgu
崩kuzuれre崩kuzuれかけたrekaketa天tenにni坐mashimaすsu神々kamigamiのno
桂花keikaにもnimo似niたta異i香kyou
はらはらとharaharato散chiるのはrunoha
羽根haneかka花瓣kabenかka
夢yumeなのかnanoka
憧akogaれよりもreyorimo強tsuyoくku
心kokoroにni居座isuwaるものrumono
【己onoreをwo食haんでいるndeiru】
裂saけるkeru裂saけるkeru胸muneのno奥okuをwo染soめたるmetaru熱atsuきki血chiがga
溶toけないkenai氷koori溶toかすkasu
滾tagiるru滾tagiるru血潮chishio2人命futariinochiをwo捧sasaげge合aいi
最後saigoのno言葉kotoba交kaわすwasu
ゆらゆらとyurayurato舞maうのはunoha
さsa迷mayoうu想omoいかika
夢yumeなのかnanoka
零koboしたshita涙namida
静shizuかにkani流nagaれてrete
穢kegaれをrewo禊misoぐgu雨ameとなってtonatte
降fuりri注sosoいだida
滅horoぶbu滅horoぶbu世界sekai褪aせたseta色香irokaのno幻maboroshiでde
飛toべないbenai蝶chouはha喘aeぐgu
崩kuzuれre崩kuzuれかけたrekaketa天tenにni坐mashimaすsu神々kamigamiのno
桂花keikaにもnimo似niたta異i香kyou
はらはらとharaharato散chiるのはrunoha
羽根haneかka花瓣kabenかka
生iけるkeru命inochiかka
夢yumeなのかnanoka