ONBORO 歌詞 SION ふりがな付

絶望的ぜつぼうてきにのろい鈍にぶい行動力こうどうりょくと
声こえもかけられない速はやさで過すぎ去さる日々ひびに
併走へいそうは夢ゆめの夢ゆめ 距離きょりは離はなれるばかり
奴やつの落おち込こみようは見みた目めよりひどい

砂すなを噛かむ夜よるに何なにひとつ生うまれず
何処どこに逃にげ何処どこに隠かくれたって明日あしたは来くるのに

白旗しらはたを揚あげれど奴やつ以外いがいの目めには触ふれず
時ときが止とまることはなく無力むりょくに吊つるし上あげられ
それでも生いきていくには 生いきていくには
折おれそな火ひ興おこしだろうと火ひをおこすしかないのさ

騙だまし騙だまし走はしらすオンボロ車ぐるまで奴やつは行いく
何処どこに逃にげ何処どこに隠かくれたって明日あしたは来くるなら

見通みとおしは悪わるく 夢ゆめでさえ翳かげってる
だけど行いくしかないだろう闇雲やみくもを笑わらえよ

騙だまし騙だまし走はしらすオンボロ車ぐるまで奴やつは行いく
何処どこに逃にげ何処どこに隠かくれたって明日あしたは来くるから
奇妙きみょうな音おとを立たてながらオンボロ車しゃで奴やつは行いく
併走へいそうは夢ゆめの夢ゆめ それでかまわない