Brother Joe お前まえがこの街まちを出でてから
8度目どめの冬ふゆが今いま 通とおりすぎてゆくよ
人ひとの心こころも 街まちの姿すがたも 変かわってしまったけれど
港みなとから吹ふいてくる冷つめたい 風かぜはあの頃ころと同おなじさ
Brother Joe お前まえは何なにを追おいかけていたんだい
生うまれる前まえから背負せおわされた 掟おきての嵐あらしの中なかを抱かかえきれない
運命うんめいの重責じゅうせきに耐たえかねたお前まえが
波止場はとばの淵ふちに屈かがみこんで つぶやいた I'm not guilty
Brother Joe お前まえの眼めは何なにかを見据みすえていた
黒くろい肌はだやちぢれた髪かみを 笑わらう他人たにんの腹はらかい
沖おきに消きえてく船ふねを見みながら 肩かたを震ふるわせて言いった
きっといつか 俺おれを迎むかえに船ふねがやってくる
(何なにをされても笑わらっていたお前まえの胸むねの中なかには)
(数かぞえきれないCRUCIFIX が突つきささっていたんだろう)
Brother Joe 待まちわびた 船ふねはついに来こなかったけれど
お前まえの哀かなしい願ねがいは 海うみを渡わたったんだろうか
Brother Joe お前まえがこの街まちを出でてから
8度目どめの冬ふゆが今いま 通とおりすぎてゆくよ
(Brother Joe お前まえがこの街まちを出でてから)
(8度目どめの冬ふゆが今いま 通とおりすぎてゆくよ…)
Brother Joe おo前maeがこのgakono街machiをwo出deてからtekara
8度目domeのno冬fuyuがga今ima 通tooりすぎてゆくよrisugiteyukuyo
人hitoのno心kokoroもmo 街machiのno姿sugataもmo 変kaわってしまったけれどwatteshimattakeredo
港minatoからkara吹fuいてくるitekuru冷tsumeたいtai 風kazeはあのhaano頃koroとto同onaじさjisa
Brother Joe おo前maeはha何naniをwo追oいかけていたんだいikaketeitandai
生uまれるmareru前maeからkara背負seoわされたwasareta 掟okiteのno嵐arashiのno中nakaをwo抱kakaえきれないekirenai
運命unmeiのno重責juusekiにni耐taえかねたおekanetao前maeがga
波止場hatobaのno淵fuchiにni屈kagaみこんでmikonde つぶやいたtsubuyaita I'm not guilty
Brother Joe おo前maeのno眼meはha何naniかをkawo見据misuえていたeteita
黒kuroいi肌hadaやちぢれたyachijireta髪kamiをwo 笑waraうu他人taninのno腹haraかいkai
沖okiにni消kiえてくeteku船funeをwo見miながらnagara 肩kataをwo震furuわせてwasete言iったtta
きっといつかkittoitsuka 俺oreをwo迎mukaえにeni船funeがやってくるgayattekuru
(何naniをされてもwosaretemo笑waraっていたおtteitao前maeのno胸muneのno中nakaにはniha)
(数kazoえきれないekirenaiCRUCIFIX がga突tsuきささっていたんだろうkisasatteitandarou)
Brother Joe 待maちわびたchiwabita 船funeはついにhatsuini来koなかったけれどnakattakeredo
おo前maeのno哀kanaしいshii願negaいはiha 海umiをwo渡wataったんだろうかttandarouka
Brother Joe おo前maeがこのgakono街machiをwo出deてからtekara
8度目domeのno冬fuyuがga今ima 通tooりすぎてゆくよrisugiteyukuyo
(Brother Joe おo前maeがこのgakono街machiをwo出deてからtekara)
(8度目domeのno冬fuyuがga今ima 通tooりすぎてゆくよrisugiteyukuyo…)