通とおり過すぎてく雨あめが 次つぎの季節きせつ呼よんで
立たち止どまり振ふり返かえる間あいだも夢ゆめはないまま
遠とおざかる影かげの 向むこうで揺ゆらめいた
心こころは 二人ふたりを引ひき寄よせて
もう何なにも聞きこえない 君きみの声こえ以外いがい
終おわった夜よると始はじまる愛あいに さらわれ委ゆだねる
街まちを焦こがす彩いろどり 溢あふれてくぬくもり
それでも辿たどり着ついて まだ人ひとは迷まようから
失なくしたくないと 広ひろげた手てのひらに
落おとした 想おもいの一滴いってき
きっと聞きこえるだろう たった一ひとつだけの
孕はらむ言葉ことば振ふり絞しぼるように 呼よび続つづけている
もう何なにも聞きこえない 君きみの声こえ以外いがい
静しずかに打うち寄よせる波なみのように
さらわれ委ゆだねて 何度なんども
きっと聞きこえるだろう たった一ひとつだけの
孕はらむ言葉ことば振ふり絞しぼるように ただ呼よび続つづける
通tooりri過suぎてくgiteku雨ameがga 次tsugiのno季節kisetsu呼yoんでnde
立taちchi止doまりmari振fuりri返kaeるru間aidaもmo夢yumeはないままhanaimama
遠tooざかるzakaru影kageのno 向muこうでkoude揺yuらめいたrameita
心kokoroはha 二人futariをwo引hiきki寄yoせてsete
もうmou何naniもmo聞kiこえないkoenai 君kimiのno声koe以外igai
終oわったwatta夜yoruとto始hajiまるmaru愛aiにni さらわれsaraware委yudaねるneru
街machiをwo焦koがすgasu彩irodoりri 溢afuれてくぬくもりretekunukumori
それでもsoredemo辿tadoりri着tsuいてite まだmada人hitoはha迷mayoうからukara
失naくしたくないとkushitakunaito 広hiroげたgeta手teのひらにnohirani
落oとしたtoshita 想omoいのino一滴itteki
きっとkitto聞kiこえるだろうkoerudarou たったtatta一hitoつだけのtsudakeno
孕haraむmu言葉kotoba振fuりri絞shiboるようにruyouni 呼yoびbi続tsuduけているketeiru
もうmou何naniもmo聞kiこえないkoenai 君kimiのno声koe以外igai
静shizuかにkani打uちchi寄yoせるseru波namiのようにnoyouni
さらわれsaraware委yudaねてnete 何度nandoもmo
きっとkitto聞kiこえるだろうkoerudarou たったtatta一hitoつだけのtsudakeno
孕haraむmu言葉kotoba振fuりri絞shiboるようにruyouni ただtada呼yoびbi続tsuduけるkeru