朝焼け 歌詞 吉川晃司 ふりがな付

朝焼あさやけの街まちを
彷徨さまよったあの日ひ
行いく場所ばしょさえ
ないままに
見上みあげた空そら
まだ覚おぼえているかい

千切ちぎれる雲くもから
吹ふき込こんでくる風かぜ
望のぞむだけじゃ
なにひとつ
手てにできない
だったらどうする

優やさしさばかりに
ただ逃にげ込こむおまえ
いまは昨日きのうに背せを向むけろ
答こたえなど なくたって

いこうぜ
ここから続つづいてゆく
道みちはひとすじ
さぁ 心こころに誓ちかった
ことがあるだろう

朝焼あさやけの先さきに
それを探さがしている
やすらぎには
まだ遠とおくても

答こたえなど ないのなら
いこうぜ
痛いたみも抱だきしめて
空そらを見上みあげて
こぼれてきた涙なみだに
嘘うそはないだろう

ここから続つづいてゆく
道みちはひとすじ
さぁ 心こころに誓ちかった
夢ゆめがあるだろう
そこにあるだろう
いまもあるだろう