耳みみを傾かたむけて聞きいてね これが最後さいごよ
「あのね…。」
ヤキモチ焼やきだった瞳ひとみも 今日きょうで見納みおさめ
木漏こもれ日びあふれるカフェで
笑わらいながら話はなす二人ふたりは
他ほかの人ひとが見みたら
きっと 恋人こいびとに見みえるでしょう
あんなに哀かなしい恋こいをしたのに
優やさしく時間じかんは過すぎて
ひとつ掛かけ違ちがえた胸むねのボタンなら
すぐ気付きづけたけど
二人ふたりはもう戻もどれない場所ばしょへ行いってたのね
冷ひやかし半分はんぶん
覗のぞいた店みせは 懐なつかしい匂におい
あなたと離はなれてホッとしてた心こころが揺ゆれた
夏なつの太陽たいようは
不意ふいに あの日ひを切せつなく過よぎらせる
少すこし 話はなししたくなった
電話でんわ掛かけてみようかな
思おもい出では いつまでも美うつくしく
記憶きおくはすり替かわってく
でもありふれた人生じんせいを彩いろどる
スパイスになれば
ときどき振ふり返かえるのも きっと大事だいじなこと
あんなに哀かなしい恋こいをしたのに
優やさしく時間じかんは過すぎて
ガラス越ごし投なげた視線しせんの恋人こいびとは
楽たのしそうだけど
わたし達たちは戻もどれない場所ばしょへ行いってたのね
耳mimiをwo傾katamuけてkete聞kiいてねitene これがkorega最後saigoよyo
「あのねanone…。」
ヤキモチyakimochi焼yaきだったkidatta瞳hitomiもmo 今日kyouでde見納miosaめme
木漏komoれre日biあふれるafureruカフェkafeでde
笑waraいながらinagara話hanaすsu二人futariはha
他hokaのno人hitoがga見miたらtara
きっとkitto 恋人koibitoにni見miえるでしょうerudesyou
あんなにannani哀kanaしいshii恋koiをしたのにwoshitanoni
優yasaしくshiku時間jikanはha過suぎてgite
ひとつhitotsu掛kaけke違chigaえたeta胸muneのnoボタンbotanならnara
すぐsugu気付kiduけたけどketakedo
二人futariはもうhamou戻modoれないrenai場所basyoへhe行iってたのねttetanone
冷hiやかしyakashi半分hanbun
覗nozoいたita店miseはha 懐natsuかしいkashii匂nioいi
あなたとanatato離hanaれてreteホッhoxtuとしてたtoshiteta心kokoroがga揺yuれたreta
夏natsuのno太陽taiyouはha
不意fuiにni あのano日hiをwo切setsuなくnaku過yogiらせるraseru
少sukoしshi 話hanaししたくなったshishitakunatta
電話denwa掛kaけてみようかなketemiyoukana
思omoいi出deはha いつまでもitsumademo美utsukuしくshiku
記憶kiokuはすりhasuri替kaわってくwatteku
でもありふれたdemoarifureta人生jinseiをwo彩irodoるru
スパイスsupaisuになればninareba
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あんなにannani哀kanaしいshii恋koiをしたのにwoshitanoni
優yasaしくshiku時間jikanはha過suぎてgite
ガラスgarasu越goしshi投naげたgeta視線shisenのno恋人koibitoはha
楽tanoしそうだけどshisoudakedo
わたしwatashi達tachiはha戻modoれないrenai場所basyoへhe行iってたのねttetanone