黄金色の天使 歌詞 佐野元春 ふりがな付

また君きみに会あえるのは
いつのことになるだろう
心こころによぎる思おもい
言葉ことばにできない

誰だれもがとまどいながら
大人おとなになってゆく
黄金色こがねいろの天使てんしを
探さがし求もとめて

僕ぼくらがいるこの場所ばしょは
うつむきたくなるほどはかなくて
ほんの少すこしの言葉ことばで
壊こわれてしまいそうさ

暮くれなずむ街並まちなみに
茜色あかねいろの空そら滲にじんで
胸むねにこらえていたものが
溢あふれ出だしてくる

誰だれもがとまどいながら
大人おとなになってゆく
黄金色こがねいろの天使てんしを
探さがし求もとめて

僕ぼくらがいたあの場所ばしょに
置おき去ざりにしたものは何なんだろう
今いまはもう戻もどれない
あの日ひあのときの真実しんじつ

たとえこの先さきのこと
風向かざむきが変かわっても
君きみは君きみのままで
歩あるいてゆくんだろう

誰だれもがとまどいながら
大人おとなになってゆく
黄金色こがねいろの天使てんしを
探さがし続つづけて

僕ぼくらがいるこの場所ばしょで
また今日きょうも一日いちにちが過すぎてく
満みたされない思おもいも
さすらう声こえのままに

黄金色こがねいろの天使てんし
捜さがし続つづけて...