洗濯物が良く乾く日の午後 歌詞 東京60WATTS ふりがな付

洗濯せんたくしたシャツが良よく乾かわく日ひの午後ごご 空そらを見上みあげた
くすんだ青あおが広ひろがってた どこまでも
いつの間まにこんな色いろになってたんだろ 気きづかなかったよ
子供こどもの頃ころに見みたあの眩まぶしさは どこへ消きえたんだろ

ガソリンより値ねの張はる水みずで喉のどを潤うるおし
吐はき出だした黒ぐろい息いきに塗ぬりつぶされていく空そらよ

明日あした天気てんきになあれ 君きみの涙なみだが乾かわくように
もっと天気てんきになあれ 君きみが笑わらっていられるように

好すき勝手かって遊あそんで 散ちらかしたままの部屋へやをほったらかして
叱しかられてた頃ごろとちっとも変かわらずに
今いまでも僕ぼくらは 面倒めんどうなことに理由りゆうをつけて
他ほかの誰だれかに押おし付つけて そこから逃にげているんだ

ずっとためこんでいたままの 汚よごれがこびりついたシャツを
何年なんねんもかけて洗あらうんだ まだ見みぬ笑顔えがおのために

明日あした天気てんきになあれ 君きみが幸しあわせになるように
真まっ白しろい洗濯物せんたくものが 星ほしにはためくように

もっと天気てんきになあれ 乾かわいた涙なみだのその後ごで
虹にじが笑顔えがおを映うつし出だす そんな明日あしたになれ
天気てんきのいい午後ごごに 僕ぼくはそう思おもったんだ