ガラスの月 歌詞 椎名恵 ふりがな付

薄うすいベールの冷つめたい月つきが
あなたに見みえる夜よるは嫌きらいなのよ

束縛そくばくはしない
いつだって言いうけど
無関心むかんしんなだけ

忘わすれられた誕生日たんじょうび
今年ことしもまた独ひとりね
もてあます一日いちにちに
憂鬱ゆううつになる
伝つたえたい空むなしさは
行ゆき場所ばしょをなくして
あなたとの関係かんけいも
ガラスのように頼たよりない

あなたの夢ゆめを昨夜さくや見みたのよ
いくら呼よんでも遠とおくなって行いった

来くるはずの電話でんわ
真夜中まよなかが過すぎても
鳴なることを知しらない

恋こいなんてあなたには
ささやかなものなの
寂さびしさに慣なれるように
試ためしてるの
サヨナラを私わたしから
言いえばきっと上手じょうずに
つなぎとめてしまうでしょう
悔くやしいのに愛あいしてる

忘わすれられた誕生日たんじょうび
今年ことしもまた独ひとりね
もてあます一日いちにちに
憂鬱ゆううつになる
伝つたえたい空むなしさは
行ゆき場所ばしょをなくして
あなたとの関係かんけいも
ガラスのように頼たよりない