雪ゆきより白しろい この肌はだを
さくらに染そめる冬ふゆの宿やど
逢あえば乱みだれて苦くるしむ恋こいに
とけてゆくのも おんなゆえ
あゝああおんな おんな哀かなしや雪ゆきの華はな
吹雪ふぶきが空そらに鳴なる音おとの
恐こわさにふるえ ねむられず
指ゆびにつたわる ぬくもりもとめ
強つよくあなたに またすがる
あゝああ恋こいは恋こいは哀かなしや雪ゆきの華はな
私わたしが泣ないてたのんだら
あなたの命いのち くれますか
せめて春はるまで 別わかれるまでは
忍しのぶなさけに酔よわせてよ
あゝああ咲さいて 咲さいて哀かなしや雪ゆきの華はな
雪yukiよりyori白shiroいi このkono肌hadaをwo
さくらにsakurani染soめるmeru冬fuyuのno宿yado
逢aえばeba乱midaれてrete苦kuruしむshimu恋koiにni
とけてゆくのもtoketeyukunomo おんなゆえonnayue
あゝaaおんなonna おんなonna哀kanaしやshiya雪yukiのno華hana
吹雪fubukiがga空soraにni鳴naるru音otoのno
恐kowaさにふるえsanifurue ねむられずnemurarezu
指yubiにつたわるnitsutawaru ぬくもりもとめnukumorimotome
強tsuyoくあなたにkuanatani またすがるmatasugaru
あゝaa恋koiはha恋koiはha哀kanaしやshiya雪yukiのno華hana
私watashiがga泣naいてたのんだらitetanondara
あなたのanatano命inochi くれますかkuremasuka
せめてsemete春haruまでmade 別wakaれるまではrerumadeha
忍shinoぶなさけにbunasakeni酔yoわせてよwaseteyo
あゝaa咲saいてite 咲saいてite哀kanaしやshiya雪yukiのno華hana