二人の恋糸 歌詞 石井竜也 ふりがな付

細ほそい糸いとは弱よわくて だけどいつかは織おり上あがる
恋こいが愛あいに変かわる時とき 色いろとりどりの帯おびになる
金糸きんし銀糸ぎんしの光ひかり あなたへの想おもい
誰だれが使つかうのだろうか 織おり上あげた心こころよ

あの口元くちもとを見上みあげた 月つきも全部ぜんぶこの糸いとにこめて
抱だきしめられたあの感触かんしょくが 私わたしのこの帯おびになる

この涙なみだよ止とまれ この心こころよ届とどけ

こうすれば近道ちかみちだと言いわれても 変かえずに進すすむ
不器用ぶきようで構かまわない 遠とおいからこそ深ふかくなる
繭玉まゆだまを解といた時ときから 糸いとはあなたと繋つながり
色彩しきさいが決きめられた時ときに あなたはきっとわかる

その冷つめたさに耐たえ忍しのびながら 会あえると信しんじていく
なにもかも簡単かんたんな事ことはない 祖父そふの言葉ことばがよぎる

あなたと私わたしは縦たてと横よこの糸いと 紡つむがれ結むすばれて
いつかは色鮮いろあざやかな花はなびらを 散ちらした帯おびになる

あの口元くちもとを見上みあげた月つきも 全部ぜんぶこの糸いとにこめて
抱だきしめられたあの感触かんしょくが 私わたしのこの帯おびになる

この涙なみだよ止とまれ そして天てんまで昇のぼれ