益荒男 歌詞 秋岡秀治 ふりがな付

生いきてゆくのが 死しぬよりつらい
誰だれにもあるさ そんなとき
俺おれの背中せなかに 手てをまわし
叱しかってくれる 母ははが居いた
あの故郷こきょうに 借かりてきた
まごころだけが 道みちづれさ

胸むねの中なかまで さらけて見みせりゃ
似にたような奴やつが ついてくる
数かずじゃないんだ 数かずよりも
大事だいじなものは 真実しんじつだ
一人ひとりでいいさ この胸むねを
汲くみとる友ともに 出逢であえたら

惚ほれた女おんなを 裸はだかで守まもり
世間せけんを敵てきに まわしても
やると決きめたら やればよい
いのちは愛あいの ためにある
荒野こうやの涯はててに くちるとも
男おとこは悔くいを 残のこさない