かけた情なさけが いつわりならば
なんで濡ぬれよか 男おとこの胸むねが
かつら下地したじに ともしび揺ゆれて
いつか浮うき名なの こぼれ紅べに
好すきといおうか 嫌きらいといおうか
嘘うそと誠まことは 両りょう花道はなみちよ
仇あだな夜風よかぜに まただまされて
ほろり落おとした 舞まい扇おうぎ
誰だれの涙なみだか 二片三片ふたひらみひら
まわり舞台ぶたいに 散ちる花片はなびらよ
恋こいは一筋ひとすじ 生命いのちにかけて
なんの恐こわかろ 小判鮫こばんざめ
かけたkaketa情nasakeがga いつわりならばitsuwarinaraba
なんでnande濡nuれよかreyoka 男otokoのno胸muneがga
かつらkatsura下地shitajiにni ともしびtomoshibi揺yuれてrete
いつかitsuka浮uきki名naのno こぼれkobore紅beni
好suきといおうかkitoiouka 嫌kiraいといおうかitoiouka
嘘usoとto誠makotoはha 両ryou花道hanamichiよyo
仇adaなna夜風yokazeにni まただまされてmatadamasarete
ほろりhorori落oとしたtoshita 舞maいi扇ougi
誰dareのno涙namidaかka 二片三片futahiramihira
まわりmawari舞台butaiにni 散chiるru花片hanabiraよyo
恋koiはha一筋hitosuji 生命inochiにかけてnikakete
なんのnanno恐kowaかろkaro 小判鮫kobanzame