好すきも嫌きらいも 胸三寸むねさんずんに
うかといえない 男おとこのこころ
花ばなの大江戸おおえど 八百八はっぴゃくや町ちょう
仇あだな浮世うきよの 風かぜが吹ふく
かけた謎なぞなら 思案しあんで解とける
なんと解とこうか あの娘この素振そぶり
恋こいの投なげ銭せん 狙ねらいはひとつ
かわいけりゃこそ 夢ゆめに見みる
影かげか柳やなぎか 呼子よびこがさわぐ
月つきもおぼろの 大だい川かわづたい
腰ごしの朱しゅ房ぼうを 夜よる風かぜに吹ふかせ
ひとり苦労くろうの 苦笑にがわらい
好suきもkimo嫌kiraいもimo 胸三寸munesanzunにni
うかといえないukatoienai 男otokoのこころnokokoro
花banaのno大江戸ooedo 八百八happyakuya町chou
仇adaなna浮世ukiyoのno 風kazeがga吹fuくku
かけたkaketa謎nazoならnara 思案shianでde解toけるkeru
なんとnanto解toこうかkouka あのano娘koのno素振sobuりri
恋koiのno投naげge銭sen 狙neraいはひとつihahitotsu
かわいけりゃこそkawaikeryakoso 夢yumeにni見miるru
影kageかka柳yanagiかka 呼子yobikoがさわぐgasawagu
月tsukiもおぼろのmooborono 大dai川kawaづたいdutai
腰goshiのno朱syu房bouをwo 夜yoru風kazeにni吹fuかせkase
ひとりhitori苦労kurouのno 苦笑nigawaraいi