風かぜの噂うわさを 頼たよりに来きたが
名めいもなき古ふるい 港みなとには
はぐれ鴎かもめの 鳴なくばかり
ああ 誰だれ故ゆえに 指折ゆびおりかぞう 思おもい出でか
たずねたずねし あの夜よるの君きみは
見知みしらぬ人ひとの 宿やどに住すむ
逢あうもかなわぬ よその花はな
ああ 立たち止どまり いく度たび仰あおぐ 窓まど灯あかり
夢ゆめは破やぶれて 涙なみだに更ふけて
港みなと伝づたいに 流ながれ行いく
晴はれぬ心こころの ギター弾はじき
ああ 放浪さすらい 身みに沁しみわたる 波なみよ風かぜ
風kazeのno噂uwasaをwo 頼tayoりにrini来kiたがtaga
名meiもなきmonaki古furuいi 港minatoにはniha
はぐれhagure鴎kamomeのno 鳴naくばかりkubakari
ああaa 誰dare故yueにni 指折yubioりかぞうrikazou 思omoいi出deかka
たずねたずねしtazunetazuneshi あのano夜yoruのno君kimiはha
見知mishiらぬranu人hitoのno 宿yadoにni住suむmu
逢aうもかなわぬumokanawanu よそのyosono花hana
ああaa 立taちchi止doまりmari いくiku度tabi仰aoぐgu 窓mado灯akaりri
夢yumeはha破yabuれてrete 涙namidaにni更fuけてkete
港minato伝dutaいにini 流nagaれre行iくku
晴haれぬrenu心kokoroのno ギタgitaー弾hajiきki
ああaa 放浪sasurai 身miにni沁shiみわたるmiwataru 波namiよyo風kaze