誰もいない部屋 歌詞 上田まり ふりがな付

誰だれもいない部屋へやはまだ慣なれなくて
いつも思おもう「おかえり」って聞ききたいと

ワインを冷ひやし帰かえさない努力どりょくして
今いままでより少すこし長ながく一緒いっしょにいたいのに

だけど毎日まいにちが不安ふあんな胸騒むなさわぎ 繰くり返かえしていても
何気なにげない笑顔えがおはつくれれるよ 人ひとはみんな

私わたしの部屋へや 今夜こんやも来きたくなるかな?
でも今日きょうだけ 今日きょうだけは電話でんわしてもいないよ

だって気きの早はやい一番星いちばんぼしがもうそこまで来きてるから
少すこしだけ寄より道みちして帰かえる 一人ひとりきりで

夕暮ゆうぐれ西にし日びに照てらされて朱あかく染そまった部屋へやは
あなたが帰かえる場所ばしょではないこともわかってる

だけど正直しょうじきな胸むねのひとりごとは孤独こどくだと言いうけど
いつだって笑わらう方ほうがいいと知しってるから

毎日まいにちが不安ふあんな胸騒むなさわぎ繰くり返かえしていても
何気なにげない笑顔えがおはつくれるよ 人ひとはみんな