夢夜舟 歌詞 チョー・ヨンピル ふりがな付

夢ゆめの運河うんがを gondolaで 漕こぎだせば
月つきの光ひかりが 果実酒かじつしゅをゆらす
甘あまい吐息といきをベッドにこぼしたら
夜よるの深ふかさに 溺おぼれてしまう
男おとこと女おんな 漂ただよいながら
まだ見みぬ国くにへ 流ながれてゆく

過去かこも未来みらいも 抱だいて抱だいてしまえば
寂さびしいだけのまぼろし
愛あいは不思議ふしぎな きっと生いきものだから
飼かいならすこと 出来できない

夢ゆめのどこかで はぐれてしまったら
やがて他人たにんに またもどるだけ
浅あさい眠ねむりを 背中せなかで数かぞえても
やせたRadioが 喋しゃべり続つづける
男おとこと女おんな 辿たどり着ついても
ひとつになんか なれないのに
時ときをさまよい そしてそして覚さめれば
つかめぬままのかげろう
愛あいは自由じゆうが好すきな生いきものだから
手てなずけること 出来できない

過去かこも未来みらいも 抱だいて抱だいてしまえば
寂さびしいだけのまぼろし
愛あいは不思議ふしぎな きっと生いきものだから
飼かいならすこと 出来できない