裸馬はだかうまにまたがったお前まえの身區からだは
乾かわいた小麦こむぎの匂におい 黒髪くろかみは草くさの匂におい
こんなにもやさしいお前まえが他人たにんなんて
こんなにもやさしいお前まえが他人たにんなんて
ああまた帰かえってゆく旅たびなのか
かがり火びの暖あったかさでお前まえを抱だけば
いちめんの黒くろい闇やみ いちめんの星座せいざ
生いきてる証あかしは燃もえるしかない
生いきてる証あかしは燃もえるしかない
ああまた帰かえってゆく旅たびなのか
季節きせつに飢うえながら冬枯ふゆがれの時代じだいを
爽さわやかに駆かけめぐる旅人たびびとであれ
つかのまに燃もえておまえと寝ねよう
つかのまに燃もえておまえと寝ねよう
ああまた帰かえってゆく旅たびなのか
燃もえてるうちに去さるのがいいさ
燃もえてるうちに去さるのがいいさ
醒さめてしまえばゆきどまりだけ
醒さめてしまえばくりかえしだけ
ああまた帰かえってゆく旅たびなのか
裸馬hadakaumaにまたがったおnimatagattao前maeのno身區karadaはha
乾kawaいたita小麦komugiのno匂nioいi 黒髪kurokamiはha草kusaのno匂nioいi
こんなにもやさしいおkonnanimoyasashiio前maeがga他人taninなんてnante
こんなにもやさしいおkonnanimoyasashiio前maeがga他人taninなんてnante
ああまたaamata帰kaeってゆくtteyuku旅tabiなのかnanoka
かがりkagari火biのno暖attaかさでおkasadeo前maeをwo抱daけばkeba
いちめんのichimenno黒kuroいi闇yami いちめんのichimenno星座seiza
生iきてるkiteru証akaしはshiha燃moえるしかないerushikanai
生iきてるkiteru証akaしはshiha燃moえるしかないerushikanai
ああまたaamata帰kaeってゆくtteyuku旅tabiなのかnanoka
季節kisetsuにni飢uえながらenagara冬枯fuyugaれのreno時代jidaiをwo
爽sawaやかにyakani駆kaけめぐるkemeguru旅人tabibitoであれdeare
つかのまにtsukanomani燃moえておまえとeteomaeto寝neようyou
つかのまにtsukanomani燃moえておまえとeteomaeto寝neようyou
ああまたaamata帰kaeってゆくtteyuku旅tabiなのかnanoka
燃moえてるうちにeteruuchini去saるのがいいさrunogaiisa
燃moえてるうちにeteruuchini去saるのがいいさrunogaiisa
醒saめてしまえばゆきどまりだけmeteshimaebayukidomaridake
醒saめてしまえばくりかえしだけmeteshimaebakurikaeshidake
ああまたaamata帰kaeってゆくtteyuku旅tabiなのかnanoka