好きよ 歌詞 田村英里子 ふりがな付

みんな素敵すてきと騒さわぐから
わざと冷つめたい振ふりをした
どこがいいのよ
聞きこえよがしに知しらん顔かお
やけに嫌きらっているじゃない
あやしいぬけがけをしないで
二人ふたりの約束やくそくよ 胸むねをつついてささやいた

ヴァニラの香かおりするねと
あなたが髪かみに触さわった
黙だまって頬ほおをぶったわ
風かぜの吹ふいていた放課後ほうかご

いいえ好すきよ ほんとは好すきよ
好すきになるのがただ怖こわいだけ
いいえ好すきよ ほんとに好すきよ
瞳ひとみは正直しょうじき 嘘うそをつけない

悲かなしい時ときも泣なかないで私わたし平気へいきな顔かおしてた
あなたがほかの娘こを誘さそって映画えいが見みた時ときも
たぶんあなたは気付きづいてる
どんなに必死ひっしにかくしても
つかず離はなれずに遠とおくで私わたし揺ゆさぶるの

夏休なつやすみにはプールへ
行いかないかっていわれて
あなたにだけは水着みずぎを
見みせたくないとことわる

いいえ好すきよ ほんとは好すきよ
一人ひとりになると泣なきたいくらい
いいえ好すきよ ほんとに好すきよ
心こころと心こころが逆立さかだちしてるわ

いいえ好すきよ ほんとは好すきよ
知しられることがただ怖こわいだけ
いいえ好すきよ ほんとに好すきよ
瞳ひとみは正直しょうじき 嘘うそをつけない