おれでよければ 歌詞 島津ゆたか ふりがな付

風かぜのたよりに 噂うわさきいたよ
今いまでも ひとりだってね
生いきてる限かぎり 幸福こうふくなんて
少すくないものさ
もしもあの時とき 勇気ゆうきがあれば
こんな苦労くろうは させなかったよ
おれでよければ おれでよければ
いっしょに 暮くらさないか

涙なみだこらえて 生いきることが
似合にあうと 君きみはいうけど
時間ときが過すぎれば 季節きせつも変かわり
心こころを開ひらくだろう
風かぜに吹ふかれて 散ちる花はなよりも
やせた君きみのことが 気きがかり
おれでよければ おれでよければ
いっしょに 暮くらさないか

冷つめたい風かぜが 肩かたを吹ふきぬけ
夜更よふけの街まちに 消きえるよ
こんな時ときには 人ひとは誰だれでも
ぬくもり求もとめるのさ
愛あいに身みをよせ 傷きずをいやし
やがてめぐる 春はるをまてばいい
おれでよければ おれでよければ
いっしょに 暮くらさないか