腹はらを割ひらいて 話はなせる男やつは
広ひろい世間せけんにゃ 沢山ざらにはいない
逢あいたかったぜ 元気げんきじゃないか
口くちをへの字じが 懐なつかし嬉うれし
可愛かわいいえくぼに ふたりが惚ほれた
遠とおい昔むかしを 語かたろじゃないか
熱あつき想おもいも 昨日きのうのような
町まちの空あき地ちの 夕焼ゆうやけ恋こいし
おれとおまえが 胡座あぐらをかけば
酒さけの二升にしょうが いつでも空からさ
遺場やりばないときゃ 酒場さかばの端すみで
たまにゃ弱音よわねを 見みせよじゃないか
別わかれ真際まぎわに ほろりとすれば
先さきに泣ないてた おまえの瞼まぶた
ヤケに淋さびしく 後あとふり向むけば
おなじ気持きもちか 竹馬ちくばの友ともよ
腹haraをwo割hiraいてite 話hanaせるseru男yatsuはha
広hiroいi世間sekenにゃnya 沢山zaraにはいないnihainai
逢aいたかったぜitakattaze 元気genkiじゃないかjanaika
口kuchiをへのwoheno字jiがga 懐natsuかしkashi嬉ureしshi
可愛kawaiいえくぼにiekuboni ふたりがfutariga惚hoれたreta
遠tooいi昔mukashiをwo 語kataろじゃないかrojanaika
熱atsuきki想omoいもimo 昨日kinouのようなnoyouna
町machiのno空aきki地chiのno 夕焼yuuyaけke恋koiしshi
おれとおまえがoretoomaega 胡座aguraをかけばwokakeba
酒sakeのno二升nisyouがga いつでもitsudemo空karaさsa
遺場yaribaないときゃnaitokya 酒場sakabaのno端sumiでde
たまにゃtamanya弱音yowaneをwo 見miせよじゃないかseyojanaika
別wakaれre真際magiwaにni ほろりとすればhororitosureba
先sakiにni泣naいてたiteta おまえのomaeno瞼mabuta
ヤケyakeにni淋sabiしくshiku 後atoふりfuri向muけばkeba
おなじonaji気持kimoちかchika 竹馬chikubaのno友tomoよyo