夜よるが明あける 旅たびがはじまる
むらさきの 美幌びほろ峠とうげよ
おぼえているかい 霧きりにつつまれて
夢ゆめを結むすんだ 湖畔こはんの宿やどを
蝉時雨せみしぐれ きいて歩あるいた
たそがれの 森もりの小径こみちよ
あの日ひの面影おもかげ 忘わすれられなくて
帰かえりたくない こころが痛いたい
屈斜路湖みずうみは 闇やみにしずんで
ただ静しずか 美幌びほろ峠とうげよ
あの娘こをしのんで 一人ひとりしみじみと
のめば酔ようほど あふれる涙なみだ
夜yoruがga明aけるkeru 旅tabiがはじまるgahajimaru
むらさきのmurasakino 美幌bihoro峠tougeよyo
おぼえているかいoboeteirukai 霧kiriにつつまれてnitsutsumarete
夢yumeをwo結musuんだnda 湖畔kohanのno宿yadoをwo
蝉時雨semishigure きいてkiite歩aruいたita
たそがれのtasogareno 森moriのno小径komichiよyo
あのano日hiのno面影omokage 忘wasuれられなくてrerarenakute
帰kaeりたくないritakunai こころがkokoroga痛itaいi
屈斜路湖mizuumiはha 闇yamiにしずんでnishizunde
ただtada静shizuかka 美幌bihoro峠tougeよyo
あのano娘koをしのんでwoshinonde 一人hitoriしみじみとshimijimito
のめばnomeba酔yoうほどuhodo あふれるafureru涙namida