黄昏小道 歌詞 茶太 ふりがな付

ずっとずっと小ちいさい頃ころに
誰だれかに手てを引ひかれ
幾度いくどとなく通とおった道みちが
思おもい出だせなくて

長ながく伸のびた影かげを映うつす
曲まがり角かどを指折ゆびおり数かぞえたのに
褪あせた朱色しゅいろ古ふるい鳥居とりい
影かげで笑わらう声こえは覚おぼえてるのに

傾かたむく陽ひに瞼まぶた射抜いぬかれて
一瞬いっしゅんの交差こうさの迷まよい道みち
今いま来きた方角ほうがくも忘わすれたら
あの日ひの境目さかいめをくぐれるの?

ずっとずっと小ちいさい頃ころに
誰だれかと手てをつなぎ
駆かけ上あがったあの石段いしだんは
何処どこへ繋つながるの

手てをつないだ影かげが囲かこむ
籠かごの鳥とりよ後うしろの正面しょうめんだぁれ?
茜色あかねいろと影かげが混まじり
誰だれの顔かおも見分みわけがつかなかった

夢ゆめか現うつつか黄昏たそがれ小道こみち
天神てんじんの細道ほそみち通とおりゃんせ
今いま来きた方角ほうがくも忘わすれたら
一緒いっしょに輪わになって遊あそびましょ

もう日ひが暮くれると
飛とぶ鳥とりの声こえ響ひびく

あの日ひの道みちは
目隠めかくしで、手てのなる方ほうへ
今日きょうも繋つながらない
君きみの隣となり、でも遠とおい場所ばしょ

傾かたむく陽ひに瞼まぶた射抜いぬかれて
一瞬いっしゅんの交差こうさの迷まよい道みち
今いま来きた方角ほうがくも忘わすれたら
あの日ひの境目さかいめをくぐれるの?

夢ゆめか現うつつか黄昏たそがれ小道こみち
天神てんじんの細道ほそみち通とおりゃんせ
今いま来きた方角ほうがくも忘わすれたら
一緒いっしょに輪わになって遊あそびましょ