草原そうげんを切きり裂さく一本道いっぽんみちを
白しろいステーションワゴンが走はしっていく
後部こうぶ座席ざせきの犬いぬの目めは悲かなしげ
「OKすべてわかってるよ 君きみは悪わるくない」
そんな表情ひょうじょう でも かすかに蔑さげすみの色いろがある
そんなものを嗅かぎ取とる私わたしもイヤだ
だからといって こっちの動うごきを止とめることはできない
だって心こころで動うごいてるわけじゃないから
体からだまかせなんだ ちょっと前まえから
西暦せいれきでいうと 1000年代ねんだい後半こうはんの話はなしだ
肉体にくたいがあれば それが自分じぶんなのさ
いくら自分じぶん探さがししても 意味いみ無ないぜ
草原sougenをwo切kiりri裂saくku一本道ipponmichiをwo
白shiroいiステsuteーションワゴンsyonwagonがga走hashiっていくtteiku
後部koubu座席zasekiのno犬inuのno目meはha悲kanaしげshige
「OKすべてわかってるよsubetewakatteruyo 君kimiはha悪waruくないkunai」
そんなsonna表情hyoujou でもdemo かすかにkasukani蔑sagesuみのmino色iroがあるgaaru
そんなものをsonnamonowo嗅kaぎgi取toるru私watashiもmoイヤiyaだda
だからといってdakaratoitte こっちのkotchino動ugoきをkiwo止toめることはできないmerukotohadekinai
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体karadaまかせなんだmakasenanda ちょっとchotto前maeからkara
西暦seirekiでいうとdeiuto 1000年代nendai後半kouhanのno話hanashiだda
肉体nikutaiがあればgaareba それがsorega自分jibunなのさnanosa
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