壊れた青春 歌詞 浪速六歌仙 ふりがな付

何なにも見みつからないよ 幸しあわせという名なの嘘うそ
青春せいしゅんが死しんで 一人ひとり 取とり残のこされてる

あれから大人おとなになり 仕事しごと、学歴がくれき、収入しゅうにゅう
現実げんじつから逃にげたい 過去かこを羨うらやむ

17歳さいの未来図みらいず もっと夢ゆめに溢あふれていたね
軽蔑けいべつしてた大人おとなに なっていく

夢ゆめと現実げんじつの狭間はざまに揺ゆれ動うごき
そんな自分じぶんが恥はずかしいね
あんな大人おとなになりたくなかったね
そうやって後悔こうかい 青春せいしゅん死しんでいくよ

世間せけんでいう当あたり前まえ 何なにが常識じょうしき わからない
漠然ばくぜんと未来みらいを見据みすえ 希望きぼうを抱だいて

何なにの為ために生いきてる?時々ときどきわからなくなる
ちっぽけなこの世界せかいで 自分じぶんを卑下ひげする

いつの間まにか無なくした 大切たいせつなモノ 何なにかわからない
ほつれた靴くつひも結むすんで 歩あるけるかな

辛つらくても 自分じぶんを捨すててはいけない
自分じぶんを愛あいせるのは自分じぶんしかいない
あの頃ころの理想りそうに 少すこしでも近ちかづきたい
壊こわれた青春せいしゅん 取とり戻もどししにいくよ

僕ぼくは誇ほこれる大人おとなになっていますか?
あの頃ころの夢ゆめを叶かなえていますか?
ガラス細工ざいくのように壊こわれた記憶きおく
青春せいしゅんの光ひかり 溶とけていく

聖人せいじんのようになんて生いきられない
泥臭どろくさく惨みじめに 現実げんじつを生いきる
少すこしずつ理想りそうに近ちかづき進すすむ
壊こわれた青春せいしゅん 取とり戻もどししにいくよ