それは蜃気楼しんきろう
不安定ふあんていに開ひらかれてる
いつも止とまらない
この思考しこうが棘とげになる
逃にげ出だした
夜よるは剥はがれ落おちて
花はなはまだ咲さかず
夢ゆめを見みた綺麗きれいな目めのまま
削けずられてゆく領域りょういきを
確たしかめたその一瞬いっしゅんだけ
塞ふさぐように瞬またたいた
それは逡巡しゅんじゅん
気付きづかずにはいられないのに
同おなじ拍子ひょうしを
精密せいみつさを砕くだくように
散ちりばめた
夜よるに理由りゆう付つけて
花はなはもう見みえなくなる
塞ふさがれた純粋じゅんすいがいつか
何なにもかもを導みちびくなら
忘わすれてた微睡まどろみの中なかへ
潜もぐるように飛とび込こんで
色褪いろあせた結晶けっしょうが
遠とおく霞かすんだ頃ころ
違ちがう声こえがする?
刻きざまれたあの日ひの空気くうきを
心こころの中なか 残のこせるなら
目め醒さめても怖こわがらなくていい
またきっと同おなじように
夢ゆめを見みた綺麗きれいな目めのまま
削けずられてゆく領域りょういきを
確たしかめたその一瞬いっしゅんだけ
塞ふさいだら光ひかりになる
それはsoreha蜃気楼shinkirou
不安定fuanteiにni開hiraかれてるkareteru
いつもitsumo止toまらないmaranai
このkono思考shikouがga棘togeになるninaru
逃niげge出daしたshita
夜yoruはha剥haがれgare落oちてchite
花hanaはまだhamada咲saかずkazu
夢yumeをwo見miたta綺麗kireiなna目meのままnomama
削kezuられてゆくrareteyuku領域ryouikiをwo
確tashiかめたそのkametasono一瞬issyunだけdake
塞fusaぐようにguyouni瞬matataいたita
それはsoreha逡巡syunjun
気付kiduかずにはいられないのにkazunihairarenainoni
同onaじji拍子hyoushiをwo
精密seimitsuさをsawo砕kudaくようにkuyouni
散chiりばめたribameta
夜yoruにni理由riyuu付tsuけてkete
花hanaはもうhamou見miえなくなるenakunaru
塞fusaがれたgareta純粋junsuiがいつかgaitsuka
何naniもかもをmokamowo導michibiくならkunara
忘wasuれてたreteta微睡madoroみのmino中nakaへhe
潜moguるようにruyouni飛toびbi込koんでnde
色褪iroaせたseta結晶kessyouがga
遠tooくku霞kasuんだnda頃koro
違chigaうu声koeがするgasuru?
刻kizaまれたあのmaretaano日hiのno空気kuukiをwo
心kokoroのno中naka 残nokoせるならserunara
目me醒saめてもmetemo怖kowaがらなくていいgaranakuteii
またきっとmatakitto同onaじようにjiyouni
夢yumeをwo見miたta綺麗kireiなna目meのままnomama
削kezuられてゆくrareteyuku領域ryouikiをwo
確tashiかめたそのkametasono一瞬issyunだけdake
塞fusaいだらidara光hikariになるninaru